シェフィールドで観光:自然を楽しめるおすすめルート
シェフィールドは工業都市として有名だけれど、実はペナイン山脈の南端でドン川とその4つの支流との合流地点にあります。市域のうち半分近くがピーク国立公園などの森林なんです。
イギリス人にとって歩くことは、とても身近にある楽しみ。一人で歩くのもいいけれど、友達が来て一緒に食事をした後に歩きに行こう、サンディランチの後家族で歩こう、週末に夫婦で郊外に行ってウォーキングしようという感じで、イギリス人は歩きながらおしゃべりするのが大好きです。
工業都市の部分もあるけれど自然も楽しむことができるシェフィールドで、地元の人に人気の森の中をゆっくり歩いてみるのはいかがですか。
シェフィールド駅からラウンドウォークへ行ってみよう
シェフィールドにあるラウンドウオークは、半日自然を楽しむのに魅力的な場所です。シティセンターからハンターズ・バーまでバスで15分ぐらい(バス81/82/83a/88番でラスリングスロード行き)、エンドクリフパークの入り口に着いたら、公園の中に入ります。ここからが南西部のシェフィールド周辺を巡る15マイル(約24km)のウォーキングコースの始まり。地元の人に人気のコースです。
最初は公園の中を歩き、公共の歩道、乗馬道もあり、舗装されていないところは一部ぬかるむことがあります。だんだん森の中に入っていき,清流に沿って歩いていきます。ポーター渓谷を抜けて、そのさきは田園地帯を抜けてシェフィールド郊外まで歩けます。全行程で6~7時間かかるるコースですが、一度にすべて歩かなくてもいいコースです。最初の1~2時間のコースは運動靴でのんびり歩けて、シニアも子供もおしゃべりしながら歩いています。犬を連れた人が多くて、ベビーカーを押しながら家族連れも歩いています。
日帰りだったらコースの最初にあるエンドクリフ・パークのカフェからスタートして、途中にある16世紀の水力製粉所「シェパード・ホイール」を見ながら、1~1時間半ぐらいでフォージダム・カフェに到着するコースがおすすめ。ここで一休みして、また戻るのがいいと思います。どんどん先に進んでしまっても、結局歩いてシティセンター行のバスのあるところまで戻らないといけないことを忘れずに。特に秋は暗くなるのが早いので気を付けて下さい。
シェフィールドで自然の中を歩いて、カフェで休憩しよう
ラウンドウオークのスタート地点にあるカフェでは食事もできます。外に椅子とテーブルがあってそこで食べるスタイルです。サンドイッチ、ケーキや紅茶、コーヒーを買うことができます。ここから先は飲み物や食べ物を売っている場所はほぼないので、ここで飲み物を調達しておくといいです。目の前の広い公園では、子どもがサッカーをしていたり、家族が遊んでいたりしているのをゆっくり見ているのも楽しいです。犬の散歩の途中で休んでいる人もたくさんいます。ここではリードを放している犬もいて、イギリスらしい公園の風景を楽しめます。トイレはカフェの横にありますが(エンドクリフ公園内)個室が1つしかないので外で待つことが多いです。
途中にコーヒーを売っているキッチンカーが出ていることもありますが、いつもいるかはわかりません。なるべく自然のままを楽しむために建物やお店は少ないです。そのため1時間半ぐらい先フォージダム・カフェまでお店はありません。フォージダム・カフェに行けばサンドイッチやケーキを食べたり,紅茶やコーヒーが飲めます。このあたりには他にカフェがないのでいつも混んでいて、犬も散歩中の人たちもたくさんいます。トイレはカフェの隣にあります。2つのカフェの間はトイレがないので、並んでもトイレに行った方がいいです。
シェフィールドで森林浴を楽しもう
シェフィールドに来て自然の中を歩きたいなと思ったら、シェフィールド大学に近いボタニカルガーデンもいいけれど、半日時間があったらシティセンターから、バスで10分ぐらい乗ったらエンドクリフパークまで行って、ラウンドウオークに挑戦してみましょう。今回は地元の人に人気の往復2~3時間ぐらいのウオーキングコースを紹介しました。この片道1~1時間半ぐらい歩くフォージダム・カフェまでのコースは、広い公園を通って、せせらぎの横を歩いたり、静かな森の中を歩くコースで、一人でゆっくり歩くとリラックスできて気持ちのいい時間になります。また友人や家族とおしゃべりしながら歩くと、いつもの違う話ができるかもしれません。カフェが2か所あるので、飲み物を用意したりトイレに行ったりしておきましょう。歩きやすい靴なら大丈夫。
森林浴で半日楽しんだら、またバスでシティセンターに戻りましょう。おいしいコーヒーやビールが待ってますよ。

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